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Frome, Somerset, UK |
イギリスに何年も住んでいるのに、生のミステリーサークルを見た事がないとは情けない(笑)と思っていた所、Alternativesというスピリチャル•イベントを手がける団体が主催するミステリーサークル•ツアーがある事を発見(http://alternatives.org.uk/Site/Default.aspx)。土曜日、ミステリーサークル多発地帯、ウィルトシャー(Wiltshire)州の方に行って来ました。このツアーは、まずウィルトシャーのエイヴベリー(Avebury)という村に行き、ウィルトシャー•ミステリーサークル研究グループと会い、研究の成果のお話を聞き、それから実際にミステリーサークルを見に行くというもの。
ロンドンから西へ、高速バスで2時間ほどでウィルトシャーのエイヴベリーの村に到着します。エイヴベリーは、2600年前ぐらいに作られたというストーンサークルの真ん中に村がある不思議な場所です。イギリスはケルト時代の前に造られたという石の遺跡が点在していますが、特にイングランドでは南西部に集中しているようです。エイヴベリーの遺跡はストーンヘンジやグラストンベリーのトールに比べ、優しい女性的なエナジーを醸し出していました。また、サークルの外側の円と内側の円とでは、エナジーが違うのも印象的でした。
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人の身長より高い巨石群です。 |
ウィルトシャー•ミステリーサークル研究会の方々は、今まで目撃されたサークルをテーマ毎に幾つか選んでスライドで見せてくれ、サークルにまつわる逸話、科学的調査の結果(倒された麦のDNAの変化)、シンボルの意味、などの話をしてくれました。詳細はウェブの方で(http://www.wccsg.com/)。彼らがどんなにミステリーサークルに魅了されているか解ります。
今回行ってみて、いろんな事が現場で起きているんだなと気がつきました。ミステリーサークルは、通常麦畑、つまり農家の所有地の中に現れるので、サークルの中に入るには所有者の農家の方に許可を得なければなりません。そして、感謝の気持ちを込めて少額の寄付をするそうです。ところが、ミステリーサークルを人間によるいたずらで蛮行と思っている農家の人もいて、研究会の方々や一般の人が入るのを拒み、また、時には、サークルの麦をさっさと刈ってしまい記録が残らない場合も多々有るそうです。ミステリーサークルは人類の意識を高い次元へ変える重要な現象と思っている研究会の方々にとっては大問題。それを話している時も怒りのオーラがぶわーっと飛び出していて、視野の狭い農家の人達と同じ重たい「恐れ」の波動になってしまっていました。思わず、気持ちは解るんだけど高次元の意識の話しをしているのに、それはないだろうと思ってしまいました。今、全世界で起こっている古い体制と新しい体制の間での戦いの縮図がそこにありました。
さて、エイヴベリーでお昼を食べた後、実際のミステリーサークル見学に出発。エイヴベリーから車で35分ほど離れたお隣のサマーセット州フロムという村に到着。農家の方の許可が取れたので、一番上の写真のミステリーサークルの中に入って来ました。研究会の方々の話だと、6月6日に起きた金星の太陽面通過を表す図ではないかと言う事ですが、他のメッセージもあるかもしれません。残念ながら出来てから3週間ぐらい経っているせいか、それ程強いエナジーは感じられませんでした。また、一度に沢山の人が訪れたので、他の人のエナジーと混じり合って(ギターを持って歌を歌っている人もいたし•••)、私のアンテナがあまり機能しなくなっていたのかもしれません。
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中心部の麦の様子。他のサークルと比べ、麦はそれほど激しく倒されていない。 |
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サークルの中にあった石。エイヴベリーの石もそうですが、
なんか顔があるように見えますね(笑) |
サークルは昼夜関係なく出現するそうですが、ぱっという光と共に0.4秒という瞬時にサークルが出現した事例があり(夜間ビデオを回していた人がいたとか)、サークル内の麦を調査したら、雷に打たれたのと同じくらい強い電圧を受けた状態になっている事、また電子レンジの中で調理されたような状態になっている事などから、ミステリーサークル研究会の方々は、サークルが作られる経緯はこの次元の物でないという見解を示していました。
確かにそうかもしれません。また、バシャールが言うように私達の意識と呼応している部分があると思いました。例えば、研究会の方が、色んな古代のシンボルが出現しているのに、何故エジプトのスカラベのものがないんだろうと思ったら、スカラベらしきシンボルが出現したとか、米国海軍が使う超低音波探知機(ソナー)のせいで、イルカやクジラに被害が出て問題になっている時に、イルカやクジラのシンボルを使ったサークルが多く出現したとか。
私が思うに、ミステリーサークルが、私達人類に伝えようとしているのは、磁場にあるエナジーを操れば、瞬時にこういった物を作る事が可能であるという事。また、例えば私達が念密に計算し、三日かけて作れるサークルが、1秒以内で出来てしまうという事は、別の次元では時間という概念はなくなるという事。サークルに使われるシンボルも、私達が忘れてしまった古代の智慧や私達人間が本来持っていた力(能力)を思い出させてくれるきっかけを作ってくれているような気がしてなりません。(神聖幾何学についてご存知の方は、この謎解きが早いと思います。)
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Silbury Hill 移動中のバスの車窓から撮影。 |
研究会の方が、「ミステリーサークルの研究をしていると、3次元的な事はおもしろくなくなる」と言っていましたが、どうでしょう。実は、地球というのは多次元的でおもしろい場所のように思えるのですが。最終的には、こういった知識を日常でどう使って行くかという点が大切なのだと思います。