2013年2月27日水曜日

アンセル•アダムズ写真展


グリニッチに行った時に、友人と海事博物館で開催しているアンセル•アダムズの写真展も観に行きました。


アンセル•アダムズはアメリカの風景写真家で、彼の撮ったカリフォルニアやワイオミング(ヨセミテ•パーク)の白黒の写真は有名です。今回、生で彼の写真を見るのは初めて。テーマは「Photography from the mountains to the sea(山々から海へかけての写真)」。グリニッチとくれば、テムズの河畔にあり、海軍学校があったぐらい海(と水)に深い関わりがあったので、それにちなんでアンセル•アダムズが撮った湖や海、川などの水の写真がかなりの数、展示されていました。

波の写真など、殆どの瞬間芸のようなものなので撮影するのが難しいだろうに、動きが良く出ていて、波がぶわっとこっちに飛び散るような感覚を得れるのもアダムズの写真ならではでしょう。多分、撮影場所の景色をよく観察する事によってベストの構図をつかむ事が出来た?でも、彼の場合、感覚でやっている部分がかなり大きいようで、こういった能力は天性の才能に左右されるのではないかと思いました。彼の構図は完璧で、私も写真の勉強をする人にはアダムズをお手本にしたらと薦める事が多いです。

今のようにデジタル化される前の時代の話ですから、現像は大変な作業だったようで、アダムズも何時間も暗室に籠り、同じ一枚のネガから、何枚もプリントを作成し、完璧な画像を作り出して行ったそうです。エコロジストの先駆者でもあり、自然をこよなく愛したアダムズ。当時、風景だけを撮るアダムズは、報道写真家達(アンリ•カルティエ=ブレッソンなど)からは、なまっちょろいと批判されていた事も知りました。

会場には亡くなる前のアダムズのインタビューが上映されていて、1984年にBBC放送が行ったインタビューの中で、アダムズは写真はシーンにつき殆ど一発勝負、一枚しか撮影しないと言っていたのでびっくりしました。普通、写真家というのは、何枚も撮影して、その中で一番良い物を選ぶと思っていたからです。(例外があるそうですが、それは、もしネガを駄目にしたらと思った場合のみで、まったく同じ露出で撮影しているので、紙焼に出る結果は同じと言っていました。)特にブラッケティングについて、「f/8とかf/16とかいろいろ試すのは、被写体の事を良く解っていないからだ。被写体の事が良く解っていれば、一発で適性露出を決める事が出来る筈だ」うーん、、、ごもっとも。私もまだまだ修行が足りないです•••。

写真展、4月28日までやっています。


湖に写る風景が美しく、本当はいけないんだけど、こっそり写真撮ってしまいました(笑)。

2013年2月25日月曜日

グリニッチ

グリニッチ公園の丘の上からの眺め。
手前に見えるのが旧海軍学校。現海事博物館の建物。
ニューヨークにあるグリニッチ•ヴィレッジの本家本元がこちら。英語で書くと、Greenwich。外国人の方で「グリーンウィッチ」と発音していらっしゃる方がいますが、正確には「グリニッチ」です(笑)。Wの音は発音しません。(英語の綴りと発音、特に地名には、ルールがあってないようなものなんです。英語って難しい!!)今日は友人に案内を頼まれ、グリニッチに行って来ました。実は家から結構近いのだ (^ ^)。


ロンドン南東部にあるグリニッチは、テムズ川の南岸にある町。かの有名なグリニッチ標準時(子午線)のある場所で、グリニッチ公園の小高い丘には王立天文台もあり、昔の王立海軍学校(今は海事博物館)や大英帝国の栄光のシンボル、帆船のカティ•ザークがあったりして、世界遺産にもなっている結構名の知れた観光名所です。グリニッチ大学のキャンパスもあるので、学生の街でもあります。でも、イメージとしては東京の田園調布系(笑)。お家のお値段もかなり高くなっています。

こちらはテレビで有名なシェフ、
ポール•ローズ氏のお店。
その他、グリニッチは、マーケットでも有名。アクセサリーや装飾品、絵、写真、洋服、花、骨董費、古本だけでなく、ビーガン、スペイン、エチオピア、ポルトガル、日本食の屋台など色んな屋台が出ています。オーラ•ソーマのお店もあります。

お天気が良くて、もうちょっと暖かくなると、グリニッチ公園はピクニックに最適。ペットの犬達も自由に走り回れる環境。秋にはどんぐりを拾う人もちらほら。公園の一角では、鹿も飼われています。ローマ時代から人が住んでいたそうですが、公園は1427年から王室の所有地になり、それ以来王室に管理されて来ています。昨年、ロンドンでオリンピックが開催された時は、公園が会場の一部になりスタジアムが建設されていました。(この件に関しては、公園に住んでいる妖精達には不評をかっていたようですが(汗)。)そう言えば、日本でも人気がある、現007役の俳優ダニエル•クレイグが以前ここで別の映画の撮影を行ったようで、ダニエル•ファンには必見の場所かも?
グリニッチ標準時を示す時計。
おしゃれなカフェやパブ、レストランもあるので、観光客だけでなく、地元の人にも人気のあるスポットです。ただ川沿いなので、結構湿気があり、この時期、ロンドンの他の場所よりちょっと寒く感じるかも。寒くなったら、おしゃれなカフェで一息ついて暖をとって下さい。

2013年2月23日土曜日

ティビコス

火曜日、イギリス人の友人からお裾分けしてもらったのがこちら。


ウォーター•ケフィアと呼ばれる、ティビコス。コーカサス地方のケフィアと同じような働きをするそうですが、コーカサス地方のケフィアは牛や山羊のミルクなどで培養しますが、ティビコスは、砂糖水に柑橘系のフルーツのスライスを入れたもので培養させます。

発酵する過程で炭酸水みたいになり、ちょっとアルコール分が出ます。1〜2日置いておくと微生物が増殖して完成。粒を濾して飲みます。濾した後のティビコス•ジュースは2、3日なら冷蔵庫で保存可。

ティビコスの粒が増殖し過ぎたら、そのまま食べてもいいそうです。また、長期不在にする場合は、粒を冷凍して保存する事も可能だとか。

人間の体には微生物がいっぱい存在しているのですが、そのバランスが崩れると病気になると言われています。ケフィアもそうですがティビコスは、そのバランスを保つ善玉菌(乳酸菌、レンサ球菌などのバクテリア)を補ってくれるんですって。昔の人は、何が体に必要かちゃんと知っていたんですね。ティビコスだと、乳製品に弱い人でも大丈夫です。

余談ですが、お裾分けしてもらった夜、ミネラル•ウォーターが家になかったので、水道水で作った(ホ•オポノポノの)ブルーソーラーウォーターにアンダラクリスタルを入れてチャージし、瓶に足しました。次の日、インターネットでティビコスの事を調べたら「塩素が発酵の妨げになるので、瓶に入れるお水は水道水でない方が良い。」とあり、あちゃ〜と焦ったのは後の祭り。でも、ティビコスの粒は増えているみたいだし、出来たジュースを飲んでみたら、大丈夫そう。って事は、ブルーソーラーウォーターとアンダラクリスタルは、塩素抜きの効果があると言うこと??うーん、だからお水の味がまろやかになるのか•••。

2013年2月21日木曜日

エデュアール•マネ展


フランスの画家マネ(モネではありません)が描いた肖像画を集めた特別展が、ロイヤル•アカデミー•オブ•アーツで開催されています。この人も現役の時はあまり売れず、裕福な家庭の出身だったので生活に困る事はなかったようですが、51歳で亡くなられています。


絵が平面的であまり好みの画風ではないのですが、一緒にお昼を食べる約束をした友人に誘われたので、生で見るとまた違うのかなと思い、行ってみました。かなりの数の肖像画が、作成された年代毎ではなく、テーマ毎に展示されています。案の定(マネ•ファンには申し訳ないのですが)途中で退屈してしまい、早々退場。(10年前だったら、感激していたかなぁ•••?)
今週はイギリスの学校の中休みなのですが、会場に来ている人達を観察していたら、流石にマネ展を見に来ているのは、ご高齢のフォーマルなお洋服の方が多く、テート•モダンなどに来ている方達と対照的でした。展示場の壁の色が暗く重鎮な雰囲気で、ロイヤル•アカデミー•オブ•アーツという場所も権威的な印象が強いので、そう言った場所柄を反映しているようにも感じてしまいました。


ロイヤル•アカデミー•オブ•アーツは1768年に国王ジョージ三世によって設立されています。だから王立(ロイヤル)なんですね。(現在はチャリティ団体となっています。)過去には英国絵画を代表するゲインズボロ、ターナー、コンスタブルなど、現在はトレイシー•アミン、デイヴィッド•ホックニーなどがメンバーです。夏の展覧会(Summer Exhibition)は、誰でも応募出来、無名のアーティスト達の登竜門みたいになっています。

イギリスの美術館と博物館は、サッチャー政権の時はどこも有料だったそうです。その後、国からの援助金が下りるようになり、無料の所が殆どになりましたが、こういった臨時特別展は有料になります。ただし、それぞれの美術館の会員になると、無料になり何回も入れるのですが、誘ってくれた友人曰く、ロイヤル•アカデミーの年会費は他の美術館に比べ高めだそうで、彼女も今回、会員の友人のカードを借りて、私はその会員のゲストとして無料で入場させてもらいました。年に一、二回ぐらいしかロイヤル•アカデミーに行かないなら、多分、会員とお友達になってカードを借りるのが一番効率的でしょうね。物価の高いロンドン生活の奥の手です(笑)。

マネ展は4月14日までです。(http://www.royalacademy.org.uk/

2013年2月18日月曜日

イギリス病院事情


「ゆりかごから墓場まで」という言葉を聞いた事があるでしょうか。イギリスの良い所は、National Health Service(国家医療サービス)がある事というのがずっと言われて来た事でした。医療費が国費(税金)で賄われているので、無料。(薬代だけは、生活保護を受けている人以外は払う仕組みですが。)生まれた時から死ぬまで国が面倒をみますよ、という事で、国民皆健康になるという希望の下に作られた制度だったようですが•••。2月14日付けのニュースでこんな記事が。

http://www.channel4.com/news/hospital-waiting-times-hit-decade-high-in-a-e
英語なので、要約すると、調査した結果、昨年10月〜12月の間、23万2千人以上の患者が救命救急センターで平均4時間以上待った事が判明し大きな問題になっている。


これを読んで、あーあ、やっぱりなって感じでした。救命救急センター、こちらではA&E (Accident & Emergency、アメリカのER。)と呼ばれていますが、対応の悪さはずっと問題になっていたのです。私も数年前、自閉症の子供と仕事をしていた時、服の上から子供に思いっきり咬まれ、家へ帰る途中気がついたら出血していたので、イギリス生まれの子供だから予防接種とか打っているだろうけど、念のためと思い、夜間だったので、家の近くのA&Eに行ったのです。受付と待合室は、野戦病院のような雰囲気(うちはちょっと治安の悪い区域にあります)。まず、待つ事2時間。やっと看護師さんに診てもらえると思いきや、だだの問診。

「人間の咬み傷かい。」

「はい。あのこれから実際にお医者さんに診てもらえるまで、どれくらかかりますか。」

「まあ、最低でもあと2時間はかかるね。」

「えぇ!そんなに待てません。じゃあ、取り敢えず消毒だけしてもらえますか?」

「僕は、問診専門の看護師なんで、治療出来ないんだ。この部屋には消毒薬もないんだよ。」

「消毒薬すらないんですか!?」(ひぇぇぇ〜、ここは病院•••)

「明日、GPの方で診てもらったらどうだい。」

あの換気の悪い野戦病院のような環境で、あと2時間も空腹のまま待つ事は無理。家に帰り、傷が悪化しないよう願いながら、うちにあった消毒薬で咬み傷を消毒しました。

日本だと、地域に内科、外科、胃腸科などそれぞれの専門医がいますが、イギリスでは、まず、住んでいる地域にある総合医(GP- General Practitioner)に登録します。内科だろうが外科だろうが、まずGPに診てもらう。そこで対応出来ない場合、専門医や総合病院の方に照会されます。

が、このGPもくせ者。だいたい、一人の医者が医療の全分野での知識がある訳なく、私も怪しいお医者さんに何回も当たっています。(総合病院へ照会状を書いたというのに、書いてなかったり。)知り合いの日本人男性は、腰が悪いので診てもらったら、(腰の)左右の高さが違うので、片方だけ「ぽっくり」みたいな靴を履いたら治ると言われて、解せないので、日本に帰って再度お医者さんに診てもらったら椎間板ヘルニアだったというとんでもない話もあるくらい。

以前お会いした、ロンドンの総合病院で働く日本人看護師さんは「この国の看護師、仕事しない、汚い」と呟いていました。社会主義的な色合いの強い制度なので、仕事のペースがすごく遅い。そう言えば、数年前、病院の中が汚いので、院内感染とか多発して問題になっていたし、病院のベッド数が足りず、癌患者も数ヶ月待たせるという話も聞きました。

こちらでは、歯医者さんにもいい思い出がなく(日本の歯科技術が素晴らしいので見せ物になった事が数回•••)、歯科検診は日本に帰る度に、日本の先生にお世話になっています。

私が普段、健康対策に力を入れているのも、健康でハッピーなのが一番と思っている事もありますが、この国で医者の世話になるのは避けたいという理由もあるのです。

結局、医療費がただでも治らない。お金を持っていても病気になるし、治るとは限らない。それだったら普段の生活に気をつけ、病院の世話にならない方が高い保険費の心配もないだろうと思うようになったのです。

日本の人の間では、イギリスの医療制度は素晴らしいという神話があるようですが、もうそれは崩壊しています(笑)。医療費がただなので、どうせ病気になっても医者が治してくれるだろうと思うのか、結構健康管理に無責任になっている人達がいっぱいいます。本末転倒とはこの事。

今度、時間があったら、私が精神病院で働いていた時の話を書こうと思います。


2013年2月16日土曜日

一石二鳥、アロマ軟膏

ロンドンでは梅の花がほころび始めました。
日本は花粉症の季節が到来したようですね。ロンドンはまだ花粉は飛び始めていないようですが、今年もこの時期から対策を練ろうと思い立ちました。

昨年まで食生活を改善し、デトックス、ビーポーレン、ロンドン産ハチミツ、ヘルス•キネシオロジー(エナジーレベルで体の調整をする)といろいろ試したのですが、結局どこへ行っても花粉は飛んでいるので、一つの花粉に反応しなくなっても、他の場所(国)に行くと花粉症になる。市販の薬は体に負担がかかるのでなるべく使いたくない!


花粉症が悪化すると呼吸困難に落ち入り(笑)それどころでなくなるので、じゃあ元気なうちに、どうすればいい?と自分の体に聞いてみたのです。すると返って来たお返事が「鼻の粘膜を強化したら。」どうやって?「エッセンシャル•オイルを鼻の奥に塗る。」


おお〜!それはまだ試していなかった。日本にいるアロマの資格を持つ友人に聞いたら、ユーカリ、カモマイル、メリッサなど粘膜を強くするオイルはいろいろあるそうですが、どの精油からもその人に必要な効果が得られるそうなので、最終的には自分の好きな匂い(自分に合った精油)で作ったらよいとの事。(体は正直!ですね。)そして、アロマ軟膏の作り方を教えてもらいました。


オイルはWhole Foodsから購入、軟膏を入れる瓶はジャムの空き瓶を再利用しています。
で、今回、ユーカリ、ティートリーに北アフリカ産の杉のオイルの組み合わせを、湯煎で溶かしたワセリンと混ぜて、自家製アロマ軟膏を作ってみました。植物油のように垂れないのが特徴で、気化すると皮膚に吸収される事なく鼻の奥に入り、花粉を捕らえる働きもするとか。綿棒を使い鼻の奥に塗った後、すーすーして気持ちいい。

これ、先日肩こりになった時に、肩にマッサージするように塗ったらそちらも気持ちよかった。一石二鳥とはまさにこの事。

花粉症の方、お試し下さい。自分の好きな匂いのオイルでね。(^ ^) 

あ、ストレスがあると花粉症が悪化するそうなので、そちらも要注意ですね。


2013年2月13日水曜日

インディゴ&クリスタル•チルドレン


先週、ノルウェイ人のベリット•リーバーさんという方によるインディゴ&クリスタル•チルドレンというテーマの講演会がロンドンでありました。インディゴ&クリスタル•チルドレンと言う名称を聞いた事がある方は多いと思います。実際の定義など興味があったのと、これから子供と仕事をする時に役に立つのではないかと思ってお話を聞きに行って来ました。

ベリットさんが言っていた「インディゴ&クリスタル」の定義は、ドリーン•バーチューさんなどの定義と一緒で、子供達のオーラの色がインディゴとクリスタルである事、インディゴは世の中のアンバランスな物事や出来事、古いシステムを改革する目的で生まれて来たこと、クリスタルはインディゴが改革して道を切り開いてくれたので、役割的にはもっと統合された性格で穏やかだけれども、とても直感的で意識が高く、自分たちが何故、この時期地球に生まれて来たのか解っている魂との事。この段階になると、旧人類のように僧侶や霊媒師、スピリット•ガイド、天使などと言った「仲介者」に頼らずとも神聖なる知能(神様)と直にコミュニケーションが取れるそうです。

おもしろいなと思ったのは、この「新人類」のチャクラは「旧人類」のチャクラと構造が違うそうで、インディゴのチャクラは第6と第5、第4と第3、第2と第1がそれぞれ一つになっていて、クリスタルに至ってはチャクラが全て統合されて一つしかないそう。更に現在レインボー•オーラの子供達が生まれて来ていて、彼らは一度も地球に生まれた事のない為、旧人類のように転生の記憶がないまっさらで新しい魂だそうです。(他の星から転生して来たのかな?)故に体の構造も旧人類と違っていて、鍼なんかのつぼの位置も違うとか(ありゃりゃ〜)。どうやら、新人類のチャクラと体の構造は進化したものなので、古いモデルを基にしたセラピーやヒーリングは通用しないようです。

ベリットさんは、スウェーデン人のアニ•セノフさんが開発したオーラ•トランスフォーメーションというテクニックを使い旧人類の大人のオーラ•フィールドをインディゴ、クリスタルのエナジー•レベルまで引き上げる事をやっているそうです。(インディゴ、クリスタルの子供達は既にその進化したエナジーを持っているので、基本的にアップグレードは必要ないとの事。)残念ながら、ベリットさんが細かく説明してくれた理論(チャクラ、オーラ、1〜5次元など)は、やたらや小難しく聞こえて、実はもっとシンプルなのに、かなり想像の世界が入っているのではないかと思ってしまいました(笑)。そういうプログラミングが入っているのか、エゴの問題か、小難しくしないと信用して貰えないと思っているのか•••。

それはさておき、確かに最近の子供達の中に、あれ、この子ちょっと違うという子供達がいるのです。まだ子供なのすごく賢いというか聡明というか、テレパシックに会話出来るというか、持っているエナジーが違うと言うか。感覚的に言うと、「全てを知っている目」をしている。

ベリットさんは、それぞれの年代に地球上に生まれた子供は全てインディゴ、クリスタルと言っていましたが、私は全員が全員そうではないと思います。(様々な目的を持って転生して来ている魂がいるでしょうし。)自閉症や注意欠陥多動性障害と「診断」された子供の全てがインディゴとも限らないようです。その反面、回りの環境がまだ整っていないので、まだ眠っている新人類という子供達も多いのではないでしょうか。

それと最近私が感じたのは、旧人類の大人の間でも、色んなヒーリングの恩恵を受け、地球のエナジーの変化に同調している人達の体の構造(チャクラとオーラフィールド)にも変化が表れて来ていると言う事。最終的は何に意識を向けるかなのでしょうが、これからの地球の未来に希望が持てますね(^ ^)。このブログを読んで下さっている皆さんの回りにも、「新人類」がいると思いますよ。

2013年2月11日月曜日

春節のお祝い

2月10日の日曜日は旧正月。在ロンドン華僑コミュニティーにとっては一大イベント。毎年中華街を中心に大々的にお祝いが繰り広げられます。人ごみが苦手な私ですが、ロンドンに引っ越して来たばかりのポルトガル人の知り合いが是非見てみたいと言うので、お付き合いしてロンドン中心部にある中華街に行って来ました。(ポルトガルには中華街がないそうです。)
ひと、ひと、ひと。すごーい人混み。(だから来るのを避けていたんだけど•••)今年は、人がもっと増えているよう(>  <)。歩くのも大変。おまけに雨が降っているので、傘が邪魔。レストランはどこも長蛇の列。飲茶をしに入った所では45分待ち。
恒例の獅子舞も登場。中国版は色も金色で華やか。こんな人混みの中で踊るので獅子の中の人達も大変そう。
トラファルガー広場でも特設会場が設けられ、イベントが行われていました。結局一日中雨が降っていたので、なんか写真も暗い•••。本格的な春の訪れはもうちょっと先かな。

2013年2月9日土曜日

サーフィン•イン•UK

イングランド南西部コーンウォール県にあるニューキー(Newquay)という海辺の町に行って来ました。ロンドンからは電車でも行けるのですが、今回は高速バスを使い片道7時間かけての旅となりました。

コーンウォール地方というのは、もともとブリタニー/ウェールズ系のケルト民族が住んでいた場所で、イギリス人の間ではウェスト•カントリー•アクセントと呼ぶ独特の英語の訛りがあり、また、ニューエイジ系の人達には、ドルメンなどの巨石群が点在し、妖精(ピクシー)が出て、数多くのレイラインが走っているミステリアスな場所というので有名です。長い事イギリスに住んでいるのに、コーンウォール地方に行った事がないので行ってみようと思ったのがもともとの理由なんですが、コーンウォール地方の事を調べたら、イギリスでもイルカウォッチングが出来る場所である事が解りました。ところが、イルカウォッチングのシーズンは基本、春〜秋で、唯一ニューキーにあるボート会社から、お天気と海のコンディションが良ければ一年中船を出しますとのお返事をいただき、ニューキーに向かって出発しました。イルカだけでなく、オットセイやマンボウ、夏はウバザメなどとも遭遇出来るようです。
入っている入っている!(笑)
イギリス人の間では、ニューキーはサーフィンのメッカとして知られています。え?イギリスの海でサーフィン!?行ってよく解りました。遠浅の入り江がいくつもあり、しゃわしゃわのいい波が来るのです。私も波に乗りたい!と思ったのは一瞬の事。地元のサーファーの人に「今の水温9〜10度」と聞いて、思いっきり引きました。更に「私達は4/5ミリのウェットでサーフしています。」と聞き、それは自殺行為!?と思ってしまったのです(笑)。今はシーズンオフなので、この時期マジにサーフィンをしている人は地元の人か、サーフィン狂の人だけのよう。強風波浪注意報もなんのその。サーフしていました•••。やっぱりこちらの人は熱量が違うようで•••。と、イギリス人の友人に漏らしたら、「ニューキーにはアルコール度の強いビールがあるのでそれを飲んで海に入っているからだ」と冗談まじりのお返事が。冬でもTシャツ一枚で歩いている人達がいる国なので、なんとなく解る気がします•••。
波の花がいっぱい!日本海を思い出しました。
私が滞在した三日間は、残念ながらお天気も海のコンディションも良くなく、船は出ませんでした(涙)。でも、大西洋の荒波を見ながら、浜辺に打ち上げられた石やシーグラスを拾って海岸の散歩を楽しめたし、ニューキーの町自体は特に印象に残りませんでしたが(失礼!)、コーンウォールの人は優しく親切だったし、泊まったホテルがbooking.comでセールだった上に、チェックインしたら、お部屋をアップグレードしてくれて、ラッキーでした。コーンウォール通のイギリス人の友人達にえー、ニューキーに行くの!?あそこは若者の町よ、と心配されたけど、シーズンオフだったので五月蝿い若者達もいなく、短い滞在での息抜きは十分出来ました

晴れていても、荒れていても海を見ていると楽しい。やっぱり海の側に住みたいな。海を見ていたら、色んな情報が頭の中に入って来て、ニューキーに来たのはそういう訳でもあったのだなぁと納得。イルカは見れなかったけど、大宇宙からのインスピレーションを受けたら、行動してみるに限ります。春になったら、コーンウォール地方ペンザンスに行ってみようかな〜。

2013年2月3日日曜日

セント•マーティン•イン•ザ•フィールズ教会


ロンドンのど真ん中、トラファルガー広場の横に立つ教会、セント•マーティン•イン•ザ•フィールズ(St Martin in the Fields)。隣にはナショナル•ギャラリーはあるし、チェリアング•クロス駅にも、映画館や劇場が立ち並ぶレスター•スクエア、中華街にも近い。なのに、一歩教会の中に脚を踏み入れると、外の喧噪は嘘のように消え、静けさの中に包み込まれます。ちょっと一息つきたい時など、ここの教会にお邪魔させてもらう事が多い。(同じ様に休んでいる人が眠りこけて、いびきをかいている時もあるけど•••(汗))

この場所が記録として歴史に登場するのは、1222年のノルマン時代。それ以前、どのように教会として成り立ったのかは、よく解っていないようです。現在は英国国教会に属していて、ちゃんと教会としても機能しています。定期的に英語と中国語でミサが行われ、お昼時や夜には、教会のホールがクラシックやジャズのコンサートホールになります。ここのアンサンブルは有名とか。

教会の地下では、時々写真展などのイベントを開催していて、売店があり、売っている物も宗教っぽいものだけでなく、音楽関係のものや、アクセサリーなど、おしゃれな物もあり。また、「クリプト」(そのまま、「聖堂地下室」)というカフェがあり、お昼時などとても賑わっています。ここ、何年も前に初めて来た時に比べ、かなり手を加え改装していて、とてもモダンな雰囲気になっていて、あまり宗教に馴染みのない私でも、入り易いのでお気に入りの場所の一つです。


                                 http://www.stmartin-in-the-fields.org/church/