2013年8月28日水曜日

ミステリーサークル2013

今年はミステリーサークルを見に行く予定はなかったのですが、シンクロが重なり、日本から来た友人とイギリス人の友人とでミニ•ツアーを組み、ウィルトシャー県の方に行って参りました。今回は、個人の小グループで行ったので、移動が楽。

場所は、ウィルトシャー県のディバイジズ(Devizes)の近くの丘。道を挟んで、二つ出ていました。最初に入ったのがこちら。

8月6日に出来たのが発見されています。ちょっと時間がたっていますが、かなりよい状態で残っていました。この図柄に関しては、いろいろ解釈があるようですが、真ん中のキューブ(箱)は、地球を表していると言われています。麦がきれいに倒されていて、絵に描いたようなミステリーサークルです。エナジー的には(時間がたっているせいもあるのでしょうが)優しいエナジーでした。

次に訪れたのがこちらのサークル。8月19日に出現したのが発見されています。
こちらの図柄は、2008年6月1日に出没したもの(内円一つずつの角度がずれていく図形)の別バージョンと言われていて、やはり神聖幾何学の形を取り入れ、数学的に緻密に計算されたもののようです。真ん中の円は超新星の爆発を表しているとか?とてもコスミックな図柄です。こちらの方が、中に入って寝転がったら、下にぐんと引っ張られるような強いエナジーを感じました。
一番外側の円の中の麦。この倒され方で図形が出来ています。
真ん中の小さい円の麦の様子。

一緒に行った友人は、皆、音楽系ヒーラーの人達だったので、円の中で皆で手を繋ぎトーニング(声を出して体の調子を整えたりする療法の一つ)しました。共鳴音が出た時は、心地よかったです。同じ時にサークルに入っている人で、ダウジングしてエナジーの流れをチェックしている人もいました。(流石!)

実は、エイブベリーの近くで8月23日にもう一つ、マヤ的でコスミックなサークルが出現したのですが、そちらはさっさと刈られてしまったよう。収穫の季節でもあるのですが、農家の方によっては、サークルの出現を忌み嫌う方も多いようで、今回畑の中に入れてくれた農家の方には感謝、感謝です。

そして、ラッキーな事に珍しく一日中お天気も良く、イギリスの典型的な田園風景が広がる道を走っているだけでも、気持ち良かったです。サークルは10月ぐらいまで出現するので、これからどんなサークルが出現するか楽しみです。出現情報はこちらのサイトから。http://www.cropcircleconnector.com/index2.html




2013年8月15日木曜日

エミレーツ航空での空の旅(4)

相模湾上空から観た夜景
日本からの帰路はスムーズ。エコノミーなのに、座席の間隔が広く、おまけに隣には誰も座っていなかったので、あんなによく眠れたフライトは初めてです。さて、行きの飛行機のルートは、ドバイ→パキスタン(ペシャワール)→カザフスタン(アルマティ)→中国→日本海→能登半島→成田というルートでしたが、帰りの飛行機は、成田を発った後、相模湾→駿河湾→名古屋→大阪→瀬戸内海→日本海→中国(この辺で寝てしまったのでアバウト)→バングラデシュ(ベンガル湾)→インド→アラビア海→ドバイ。

ドバイの夜景
ドバイに着いたのは朝の3時。ロンドン発の飛行機は、朝8時発。5時間ほど待ち時間がありましたが、早朝なのと、眠たかったので、空港で大人しく過ごす事にしました。空港には、寝椅子があります。そこで横になって寝ようとすると、「アッラーアクバル〜」そうです。朝のお祈りが始まる時間でした。空港にもモスクがあって、スピーカーから大音響でアナウンスするので、寝れません。。。

イラク
着いたのが早朝だったので、静かだった空港のターミナルも、飛行機が出発する時間には搭乗客でごった返していました。ちなみに空港のお店は24時間開いているそうです。ロンドン行きの飛行機の搭乗もスムーズ。飛行ルートは、ペルシャ湾と飛び越え、なんとイラク上空を通過しました。民間機が飛んでも大丈夫になったのですね。バスラのあたりから入り、バグダッドそして北部へ抜ける航路。飛行機に搭載されたカメラからの映像を見ても、砂漠、砂漠、砂漠ばかり。緑が少ない。石油以外の資源が乏しそうで、サダム•フセインはかなり焦っていたのではないかと思いました。

そして、飛行機はトルコ東部に入ります。こちらは「クルディスタン」の一部。(もちろんトルコ政府もイラン政府もイラク政府も、そんな国認めていませんが)この辺は、山また山。クルド人が山岳民族だと言うのがよくわかります。以前、イギリスで難民申請をしたクルド人の子達と仕事をしていた時、悲惨な山越えの話を聞いたのを思い出しました。イラクやイランを陸路でなんとか出れても、トルコ当局が目を光らせているので、安全ではありません。国境なんて勝手に引かれたものが多く、もともと住んでいる人たちにとってはいい迷惑です。そのおかげで、コミュニティが分断されてしまうのですから。そして、同じ民族なのに言葉も習慣も変わって来てしまいます。



飛行機はトルコを抜け、黒海上空を飛び、ルーマニアに入りアルプスを越え、ロンドンに無事到着しました。南回りと馬鹿にしていたけれど、結構おもしろい旅となりました。
黒海上空

2013年8月14日水曜日

エミレーツ航空での空の旅(3)


ドバイは到着は夜の7時。日本行きの飛行機は朝の2時50分発ですから、7時間以上の待ち時間があります。外はすっかり暗くなり、でも、空港で時間を潰すのもつまらない。ドバイに滞在した事がある友人が、夜でも安全、ただ外を歩いているのは男ばっかりだよと言われました。そうイスラムの国です。女の人は一人では出歩きません。そして、折しもラマダンが始まったばかり。ラマダンの時は夜皆外出するので、賑やかな筈。ロンドンからの旅の疲れもそれ程感じていなかったので、空港からタクシーに乗って海辺に出てみる事にしました。

外に出てまっさきに感じるのは蒸し暑い空気(40度)。タクシーの運転手さんはエジプト人で、エジプト人らしくフレンドリー。会話も弾み、海辺で下ろしてくれた時に、おい、これ持っていけやとウェットティッシュのパックを私くれました。アラブの国らしく香水の匂いがきついウェットティッシュなのでちょっと使いづらい。ところが、タクシーの中は冷房が効いていて快適だったのが、いざ外へ出るとむあーっとした熱気で、眼鏡もカメラのレンズもいきなり曇ってしまう!写真なんてぼけたような画像しか撮れない!汗がざーっと出て来て、いただいたウェットティッシュが大活躍。

この湿度200%の感覚はアジアン•ナイトの典型。海の水も生温い。あまり街灯がなく、そんな中、真っ暗な海に入っているのは外国人ばかり。結局あがっても、こんなに暑いんじゃ、夕涼みにはならない•••。10分ほど、砂浜を歩いていて、もう汗の量がはんぱじゃない。根性のない私は、近所のホテルへと向かいました。。。途中、モスクの前を通りかかると、ラマダンの夜のお祈りに集まった男性信者がいっぱい。女性の姿は見えず。。。

ホテルでちょっと涼んだ後は、タクシーを捕まえて即空港に戻りました。今度のタクシーの運転手さんは、ラホール出身のパキスタン人。パキスタン人、結構ドバイで働いているよ、との事。パキスタン人の学校まであるそうです。空港でも、インド人、フィリピン人、アフリカ人と、ドバイのアラブ人はどこ?と思うくらい、外国人労働者が目につきました。ドバイのアラブ人はイミグレでしか働いていないよ、とパキスタン人の運転手さんが教えてくれました。英語がどこへ行っても通じるというのはよくわかります。

そして、今度、空港の建物の中は、冷房が超効いていて、長袖を着なければ寒くって死にそう。この寒暖の差の激しさもアジア。

ドバイ、印象としては、近代的で、素敵な建物とかあるのですが、何故か人工的な感じが否めない。。。灼熱のイスラム教国に住むのは大変そうというのが正直な感想です。

エミレーツ航空での空の旅(2)

私の前と隣には、イギリス人の友達家族二組が座っていました。2歳から小学校高学年ぐらいの子供5人連れです。お父さん二人が私の隣に座り、お母さん二人と一番小さい子供が私の前に座っていました。座席に着く時から、ちゃんと予約した席が貰えていたのに、「頼んだ席じゃない席を貰った!」と騒いだり、どーん座っているお父さん達とは対象に、お母さん達がコマネズミのように働いていて、なかなか落ち着きのなさそうな家族でした。


ハプニングは、最初の機内食を食べ終わった後に起きました。映画を観ていてふと気がつくと、私の隣に座っているお父さんが鼻血を出しているではありませんか!あわてて、手持ちのティッシューをあげたりして、そうこうしていいる内にスチュワーデスさんが登場。「10分たっても鼻血が止まらなければ決まりで、空港に着いたらメディカル•スタッフを呼ばねばならない」と、腕時計をにらんでいます。お父さんにはすごいプレッシャーだったのでしょうが、10分以内に鼻血が止まり、スチュワーデスさんは退散。一息ついたその後に、今度はその隣に座っていたもう一人のお父さんの意識がなくなり、酸素ボンベと血圧計を持って、今度はきちんと救命の訓練を受けたスチュワードさんが登場!具合の悪くなったお父さんの隣に座らなければならないので、私ともう一人のお父さんは席を譲り通路に立つ羽目に。

鼻血を出した後元気になったお父さんとおしゃべりすると「最新型の飛行機なのに機内の空気が悪い」(でも具合が悪くなっているのはあなた達だけ•••)離陸してからお酒をよく飲んでいたのが目についたので、飛行機には乗り馴れているのかと聞くと、「ビジネスクラスでよく飛んでいる。これは仕事のストレスのせいだ!毎日ストレスばっかりなんだ」。なんでも二人とも金融関係に勤めている方々のようで、イギリスの金融業界の状況が悪いというニュースは耳に入っていたので、なんとなく納得のいく答えでした。

子供達も心配して「私のパパ平気?」と、聞いてくるので、(この時ばかりはセラピストの経験が役に立つ)子供のなだめ役を暫く勤め、意識不明になりかけていたお父さんも意識が回復し、スチュワードさんも医療機器を片付けて、私と鼻血の出たお父さんも元の席に座り、さあ、ちょっと一眠りしようかな、と思った矢先、今度は、お母さんの一人が「息が出来ない•••!!」

同じスチュワードさんが酸素ボンベを持って登場。お母さんの介護にあたります。見た感じ、心理的なものから来たような呼吸困難でしたが、お母さんは着陸するまでずっと具合が悪いそうで、折角のホリディなのに残念なスタートになってしまったようです。関心したのは子供達。結構しっかりした子供達で、両親が具合悪くなっても、殆ど泣く事なし。

金融業界、お仕事するのはいいけど、ハイ•リスク、ハイ•リターンだなと思ってしまいました。ロンドンのシティ(金融街)で、ストレスから麻薬に走る人も多いようですし、結局、医療費や保険代が結構かかりそう。。。具合の悪くなったお父さんがまっさきに口にしたのが「保険会社に連絡しなければならないのか?」でした。


エミレーツ航空での空の旅(1)


ブログを暫くお休みしていました。7月日本へ里帰りし、先週戻って来たところです。今回は、間際になって飛行機のチケットを取った事もあり、その時一番安かったのが南回りの便。うーん26、7時間の旅はきついなぁ、、若い時は平気だったけど、、、と一瞬考えたのですが、エミレーツ航空のチケットだったので、興味があり購入してしまいました。

大昔、ドバイにトランジットで立ち寄った時はやたら蒸し暑くて、きんきらきんで成金ぽかった空港という事しか覚えていません。最近は、オイルマネーに拍車がかかり、ロンドン北部のサッカーチーム「アーセナル」のメインスポンサーになったり(アーセナルのホームのスタジアムは「エミレーツ•スタジアム」と呼ばれています。)、人材の引き抜きがすごくイギリス人の知り合いの間で「ドバイで仕事してくる」という話をよく聞くようになりました。赤とゴールドを貴重としたロゴで、イメージアップしたエミレーツ航空。さて、どんな旅になる事やら。

予約の段階で気がついたのは、機内食の種類の豊富さ。イスラムの国ですから、当然ハラル食はあるとしても、糖尿病など健康に問題のある方の為の食事、シーフードがメインの食事、ベジタリアンも普通のベジ(卵・乳製品化)から、「アジアン•ベジ」「ビーガン」などなど、沢山の種類の中から選択できます。ちなみに私は、行きが「普通のベジ」「シーフード」帰りが「アジアン•ベジ」「普通のベジ」を取ってみました。他の飛行機会社(特に米国)でベジを頼むと、カレーばっかりか、味気ないパスタが出てくる事が多いのですが、今回はしっかりした味付けのものが出て来ました。アジアン•ベジは、晩餐がごまの風味が聞いた野菜焼きそばと朝食は中国風のお粥でした。

客室乗務員の方も、多国籍。アラブ系だけでなく、ヨーロッパ各国(イギリス、クロアチア、セルビア、チェコ、等々)日本人、中国人などなど。羽振りがいいなという印象、そのままでした。

ロンドン→ドバイ間は最新のエアバスA380機。インターネットも使える飛行機です。久しぶりの早朝出発で眠い目をこすりながらも、旅路は長いけど、ちょっと楽しみと思いつつ乗りこんだそのフライトでハプニングが起きました。。。