2012年6月24日日曜日

ロンドン産ハチミツを追い求めて

花粉症が悪化してしまった。ここ数年の出来事なのだけど、年々悪化。今年は、ビー•ポーレンを食べて花粉症対策をしていたが、体力が落ちた時に特にひどくなった。この時期、田舎の方に行くと大変。更に今年は花粉の量が多いらしく、花粉症を煩った事のない人が花粉症になったり、花粉症持ちの人がもっとひどくなったという話を至る所で聞く。

いい加減なんとかしたい。という事で、ヘルス•キネシオロジーをやる友人と話しをしたら、取り敢えずロンドンかロンドンの近郊で作られたハニーを毎日食べてみたらどうかと言われた。ロンドンにいる蜂のものなら、蜜源植物と花粉症の原因となる花粉が同じ筈だから、毒をもって毒を制すホメオパシー的なやりかたになる。うちの庭にも時々蜂はやって来るので、ロンドンにも蜂は生息している。でも、東京と同じ様な殺伐とした大都会、ロンドンで蜂の飼育なんかやっている場所あるのかしら。隣のケント県とかならありそうだけど。

早速ネットで検索したら、ありました、ありました!The London Honey Company ( http://www.thelondonhoneycompany.co.uk/ )。ロンドンのど真ん中、マンションの屋上に蜂の巣箱を設置し、ハチミツを採取しているらしい。ウェブにはイースト•ロンドンのお店とか、テート•ブリテン、テート•モダン美術館などにも置いてあるとあったが、行ってみたら売り切れ。(皆花粉症対策で買っている!?)メールしたら、今度の土曜日うちからバスで簡単に行ける場所に屋台を出していて、「今年は天気が悪いのでロンドン産のハチミツも収穫が悪い。在庫が少ないので、朝一で買いに来たら」というお返事がありました。

そして、朝一でお店に行って来ました。本当にロンドンの中心部(Tower Bridgeの隣りWapping)で出来た蜂の巣つきハチミツをゲット!170gで6ポンドでした。ヘルス•キネシオロジーをやる友人がテストしてくれて、私の場合、朝晩、ティースプーン一杯そのまま食べるといいそうです。昨日の晩から、くまのプーさんになって、ハチミツをペロペロなめています。(笑)病みつきになりそう!

ちなみに、上から来たメッセージは、「花粉症などは人間が自然のバランスを破壊した為に起こっていて、花粉症が治ったとしても、人間が元々の原因の自然破壊を止めない限り、別の形で健康に影響が出て来る。」いたちごっこになってしまいそうですが、取り敢えず花粉症対策します。蜂さん、ありがとう!

2012年6月17日日曜日

自然史博物館と科学博物館

Natural History Museum:  http://www.nhm.ac.uk/

この間のハワイからの流れで、7月末に大西洋にあるアゾレス諸島にイルカと泳ぎに行く事になりました。アゾレスは捕鯨船の中継基地だった時もあり、クジラもいっぱい出没します。その下準備で勉強がしたいのだけど、水族館の捕獲された生き物は余り役に立たず、ロンドンには海がない。どうしよう。すると「自然史博物館へ行け」と言うメッセージが。え、あそこは、死んだ生き物の剥製や化石、模型しか飾っていないじゃないと思ったけど、行けというのだから行ってみた。以前行った時素通りしてしまったようだが、確かにクジラ目の模型があり、シロナガスクジラ(模型)の大きさにはぎょっとした。これと泳ぐか?どうやら、いきなりクジラを見てその大きさに驚く人が多く、恐れの感情が先立つとクジラとクリアなコミュニケーションが取れないので、その大きさに慣れておくために来させられたようだった。また、イルカ、クジラの鳴き声の録音とソナーの説明なども勉強になった。

それにしても、この博物館、確かに色んな生き物が飾ってある。絶滅したドードー君達も。ドリトル先生の本にも出て来るドードー君、逆にここにいる為に絶滅しちゃったんじゃないの?と思ってしまったが。他には、鉱石の展示もすごい。ルパン三世じゃなくても欲しくなってしまうような高価な宝石も展示してある(笑)。地球のマグマの活動なども解りやすく説明してあり、地震を知らない人が実際に地震を体験出来るように、神戸の震災を再現したスペースもある。(床が動きます。)屋外で展示されている野生動物の写真はとても綺麗だった。

この自然史博物館があるサウス•ケンジントンの一角は、ミュージアム広場。隣に科学博物館とビクトリア&アルバート•ミュージアムがある。自然史博物館に行く途中に、科学博物館のポスターを見て、なんとなく流れで行って見る事にした。ここも、初期の頃のコンピュータや、飛行機、宇宙船、通信器具、医療器具、などなど、色んなものが展示してある。(昔来た時は、007の映画で使われた車なども展示してありました。)
Science Museum: http://www.sciencemuseum.org.uk/

もともと来る予定がなく、何の下調べもしていなく、クジラ目や海と関係のない科学博物館になんで来たんだろうと思っていたら、理由はすぐに解った。館内を回っていたらDeep Seaというを3Dの映画を上映している事に気がついた。ナレーションは、俳優のジョニー•デップとケイト•ウィンスレット。内容は、クジラ目というより海の生態系の話中心だったが、映像が綺麗だったので楽しめた。そして勉強になった。

余談だが、一階の展示場に、人工衛星から撮った夜の地球の映像が映し出されていた。日本は小さい国なのに、電気をいっぱい使っているので、ピカピカで目立っていた。使い過ぎのような気がするのに、それでも原発が必要だと言う。早くフリー•エネルギーのような代替エネルギーが主流になって欲しいものである。

2012年6月9日土曜日

浄化の時


いやはや、吹き飛ばされそうな位、今日は風が強い。庭にあったトマトの苗木を植えた鉢が倒されてしまい、さっき、大きめの石で囲んで押さえて、なんとか応急処置をした。

イギリスには台風やハリケーンは来ないけれど、こんな大風が吹く時は時々有り、gust wind、 gale forceという呼び方をする。でも、今日の風は雨混じりで、ちょっと違う•••!?異常気象はどこの国でも起きているようだが、今年のイギリスの天気も変。変と思うのも今までの気象パターンを元にしているので、これから天候が変わっていくというのなら、こんな天気でも普通になるのかしら。

でも、そろそろ初夏なのにずっと雨も多いし、浄化の時期の真っただ中のような気がする。世界各地の先住民族の人達がいう一つのサイクルの終わりが近づいている時に起きる、地球規模での浄化。お天気だけに限った話ではない。世界経済、政治、教育、社会制度、環境、全てが見直さなければならない時期に入っている。小さい時から啓示を受けていたサイキックなイギリス人の知り合いも、この時期が来る事は知っており「集合意識のレベルと個人のレベルでの浄化の時期。何世代にも渡って過去から蓄積されたトラウマやネガティブな記憶を手放すなら今。人によっては実際に、仕事を辞めたり、ライフ•スタイルを変えたり、デトックスしたりして、ネガティブな記憶を手放す作業をしたりする人もいるが、この時期亡くなる人も多い。重い病など、一度に浄化するには持っている記憶が大き過ぎる場合、次に生まれ変わって新しい体でやり直した方が楽だから。そして今、浄化の作業をする人が増えれば増えるほど、地球規模での浄化も進み、人類全体のエナジーが軽くなり、次に生まれ変わった時、今と同じ様な重たい記憶を持った体で生まれて来る事はない。」と教えてくれました。

そして、この時期、物事がものすごいスピードで進んでいる、超忙しいと言っている人いませんか?アリゾナのホピ族はこの時期、物事のスピードが加速する事も予言で知っていて、そう言う時は逆に「スロー•ダウン」しなさい(リラックスしなさい)、と言っています。一緒になって加速していたら、新しい情報(エナジー)をダウンロードして消化する事が出来ないそうです。

大風の話から壮大なお話になってしまいました。それにしても、日常生活レベルでは、やっぱり水溜まりより、お日様が恋しい•••。
(駅のホーム出来た水溜まりに、ロンドン•アイが写っています)


2012年6月3日日曜日

インカのレインボー•ジュエリー

ロンドン北部での用事を済ませた後、ふと思い立ってカムデン•ロック•マーケット(Camden Lock Market)まで足を伸ばした。以前カムデン区で仕事をしていた事があるし、隔週でカムデン地区に住む友人とテニスをしているので、良く知っているエリアであるが、なにせカムデン•ロックは超メジャーな観光地と化していて、いつ行っても人が多く、特に目的がなければわざわざ買い物には行かない。(カムデン•ロックは、ゴシック系のお店も多く、洋服などイギリス!というような品が結構置いてあります。)


虹色のものが欲しいなとなんとなく思って、ぶらぶらしていたら、マーケット•ホール (Market Hall)の一階で見慣れない屋台を見つけた。数週間前に店を出したという、ペルーのクスコ近郊の村(マチュピチュの麓)から来たインディオのおにいちゃんのジュエリーの屋台だった。( www.chakiricrafts.co.uk ) 彼の作品は、インカの幾何学模様がいっぱいで、見ているだけで楽しい。そして、イギリスのジュエリーと違って目を惹いたのは、レインボー•カラー満載でとてもカラフルだから!レインボー•カラーは彼の母国、インカの国旗の色だそう。(欧米では、ゲイの人達のカラーになってしまっていますが•••)
シンクロ!こんなに見ていて楽しいジュエリー買わずにはいられない!思わず買ってしまったのが、レインボー•カラーの指輪。アメジスト、ブラジル産ラピスラズリ、ペルー産とボリビア産のトルコ石、アゲート、マザーオブパール、オパールの七色で作られている。銀は925じゃなく、950。大きめの指輪は邪魔になるので絶対しない私だが、この指輪はとてもしっくり来るので、寝る時も着けている。
おにいちゃんとは、インカ文明の話、インディオ達の暮らしぶり、フジモリ元大統領の話、ペルーに住む日本人/日系人の話で盛り上がった。インカの末裔の部族と私達日本人、やっぱり、どこかDNAが繋がっているように思えた。

彼の話によると、ペルーでは、まだまだジェームズ•レッドフィールドの小説「聖なる予言」に出て来るような抑圧的な状況が続いているらしい。そんな厳しい状況下に置かれているインディオ達でも、高い精神性は失っていない。「パチャママ(ケチュア語で母なる地球•女神)が僕たちを守ってくれる事を忘れちゃ行けない。そして、パチャママを大切にしなければね。」と、ジュエリー屋のおにいちゃんが最後に言った。


このレインボーカラーの指輪をしていると、母なる地球と深く繋がる感じがします。(そして何故か、イルカのエナジーにも。)