2012年3月12日月曜日

コスミックな週末

ロンドン郊外で開催されたミネラル•ショーに、初めて行って来ました。会場は、なんと競馬場(Kempton Park Race Course)。イギリスの競馬は、もともと紳士淑女のイベントなので、パドックの建物はきれい。

東京などで行われるミネラル•ショーに比べると規模は小さいし、ロンドン中心部から電車で40分かかるところにあるので(私の家からは1時間半)、人集まるのかなと思って行ったら、かなりの石キチさん達が集合していました。初老の男性も多かったのでびっくり。奥様に付き合わされちゃった人達もいたと思います。(笑)ちなみに入場料は大人5ポンド。                             扱っている石は割とスタンダードな物が多かったという印象。かつて英国の植民地だったせいか、「インド&スリランカ=宝石の産地」という図式が成り立っているせいか、イギリス人以外だとインド系のディーラーさん達が目につきました。またアフリカ産の石を扱っている人も多かったのは、アフリカが地理的に近いのと英連邦の関係かな?その他に、目についたのは化石を専門に扱っているブース。ちなみにイギリス南西部のデボン県は、ジェラシック•コーストと呼ばれていて、海岸を歩いているだけでアンモナイトの化石が簡単に拾えてしまいます。                                   



大体一通りベーシックな石は自宅にそろっているので、今回は特にお目当てはなく、気になった石を手に取ってみようと思ってブースの間を徘徊していました。私が惹かれるクリスタルは、結構頻繁に変わっていて、自宅にあるクリスタルを見ると自分の成長というか歴史が良く解ります(笑)。

で、今回まず購入したのは、リビアン•デザート•グラス。隕石の衝突から出来たと言われるガラスで、サハラ砂漠の中で発見されました。例のリビア紛争の余波で、現在採掘するのは危険だそうで、新しいものは暫く市場に出回らないだろうと言われました。二つセット(4.3g)で5ポンド(約645円)。左側の欠片は、良く見かける濁った感じのリビアン•グラスですが、右側は、本当に透明ガラス質で、私の大好きなアンダラクリスタルの持つエネジーととても良く似ているエナジーを持っています。

何故かこの所、私の回りでモルダバイトの名前を良く聞くので、これはシンクロかなと思い、一つ購入してみました。(約2cm大、1.8g。7ポンド、約903円)。こちらも隕石の衝突で出来たガラスと言われています。



一度一通りブースを見た後、クリスタルのエナジーに圧倒され、頭がクラクラして来たので、グラウンディングする為に昼食をとりました。これで、大丈夫と思ったけど、やっぱり駄目だった。(汗)頭はぼっとして来るし、色んな石のエナジーが飛び交っているので、手に持った石のエナジーが良く解らなかったり。。。で、モルダバイトのお店のおじさんが不憫に思ったのか、落ち着くようにとアパッチティアーズ(写真左側)という石の欠片をくれました。写真の右側は、テクタイト、これまた隕石系の石です。これは研磨してタンブルになっているので、強烈なエネジーが緩和されて使いやすい。


なんか、隕石系のコスミックな石ばかり買ってしまったようですが、今回は、他にも地球的な(笑)石も買っています。

至る所に虹の出ている、5cm大のずっしりしたマダガスカル産水晶。この大きさで9ポンド(約1、161円)は安い!マダガスカル産の石のクオリティは良く、どれもすーっとしたエナジーを持っていました。




ちっちゃい地球のようなクリソコラのジオード。


                                                          


南ア産、スピリット水晶。表面のちろちろとした輝きが神秘的。




結局石酔いはとれず、相当エネルギーを消耗したらしく、帰りの電車では眠くて眠くて大変。無性にお肉も食べたくなったりして•••。帰宅早々、晩ご飯を大盛りで食べてしまいました。毎日石に囲まれている石屋さん達はどうなるのでしょう。そう言えば、モルダバイト屋のおじさんは、大きなベーコン•サンドイッチをバクバク食べていたなぁ。。。

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