ロンドン北部での用事を済ませた後、ふと思い立ってカムデン•ロック•マーケット(Camden Lock Market)まで足を伸ばした。以前カムデン区で仕事をしていた事があるし、隔週でカムデン地区に住む友人とテニスをしているので、良く知っているエリアであるが、なにせカムデン•ロックは超メジャーな観光地と化していて、いつ行っても人が多く、特に目的がなければわざわざ買い物には行かない。(カムデン•ロックは、ゴシック系のお店も多く、洋服などイギリス!というような品が結構置いてあります。)
虹色のものが欲しいなとなんとなく思って、ぶらぶらしていたら、マーケット•ホール (Market Hall)の一階で見慣れない屋台を見つけた。数週間前に店を出したという、ペルーのクスコ近郊の村(マチュピチュの麓)から来たインディオのおにいちゃんのジュエリーの屋台だった。( www.chakiricrafts.co.uk ) 彼の作品は、インカの幾何学模様がいっぱいで、見ているだけで楽しい。そして、イギリスのジュエリーと違って目を惹いたのは、レインボー•カラー満載でとてもカラフルだから!レインボー•カラーは彼の母国、インカの国旗の色だそう。(欧米では、ゲイの人達のカラーになってしまっていますが•••)
シンクロ!こんなに見ていて楽しいジュエリー買わずにはいられない!思わず買ってしまったのが、レインボー•カラーの指輪。アメジスト、ブラジル産ラピスラズリ、ペルー産とボリビア産のトルコ石、アゲート、マザーオブパール、オパールの七色で作られている。銀は925じゃなく、950。大きめの指輪は邪魔になるので絶対しない私だが、この指輪はとてもしっくり来るので、寝る時も着けている。
おにいちゃんとは、インカ文明の話、インディオ達の暮らしぶり、フジモリ元大統領の話、ペルーに住む日本人/日系人の話で盛り上がった。インカの末裔の部族と私達日本人、やっぱり、どこかDNAが繋がっているように思えた。
彼の話によると、ペルーでは、まだまだジェームズ•レッドフィールドの小説「聖なる予言」に出て来るような抑圧的な状況が続いているらしい。そんな厳しい状況下に置かれているインディオ達でも、高い精神性は失っていない。「パチャママ(ケチュア語で母なる地球•女神)が僕たちを守ってくれる事を忘れちゃ行けない。そして、パチャママを大切にしなければね。」と、ジュエリー屋のおにいちゃんが最後に言った。
このレインボーカラーの指輪をしていると、母なる地球と深く繋がる感じがします。(そして何故か、イルカのエナジーにも。)
このレインボーカラーの指輪をしていると、母なる地球と深く繋がる感じがします。(そして何故か、イルカのエナジーにも。)
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