2012年8月17日金曜日

ロンドンで会った素敵な人:ガリーナ•ベリアイヴァさん

20世紀初頭のロシア人バレリーナ、アンナ•パヴロワをご存知でしょうか。サンクトペテルズブルグの貧しい家庭の出身で、幼いうちにその才能認められ当時のバレエ界を席巻。彼女が踊った瀕死の白鳥は有名。日本のバレエ界にも影響を与えた人です。

今、BFI(British Film Institute)で、パヴロワ関係の映画が上映されています。昨日、その中の一本、Pavlova: a woman for all time(1983年製作)が上映され、制作者の方と知り合いだったのでご招待を受け,映画を観に行って来ました。上映前に、レセプションがあり、パヴロワを演じたロシア人の女優のガリーナ•ベリアイヴァさんとお会いする機会もありました。

バレリーナの役をやったので小柄な人かと思ったら、予想していたよりちょっと背が高かったです。(本人曰く、ヒールを履いているからよとの事ですが。)あれから30年。ガリーナさんは、その後、映画より劇場での仕事をメインにしているそう。今お子さん達がイギリスで勉強しているので、こっちで生活しているけれど、来年はロシアの方に戻るとの事でした。話すととても気さくで、当時の役の面影がまだまだ残る素敵な人でした。これからも、ロシア演劇界で活躍して欲しいですね。
舞台での質疑応答で。

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