イングランド南西部コーンウォール県にあるニューキー(Newquay)という海辺の町に行って来ました。ロンドンからは電車でも行けるのですが、今回は高速バスを使い片道7時間かけての旅となりました。
コーンウォール地方というのは、もともとブリタニー/ウェールズ系のケルト民族が住んでいた場所で、イギリス人の間ではウェスト•カントリー•アクセントと呼ぶ独特の英語の訛りがあり、また、ニューエイジ系の人達には、ドルメンなどの巨石群が点在し、妖精(ピクシー)が出て、数多くのレイラインが走っているミステリアスな場所というので有名です。長い事イギリスに住んでいるのに、コーンウォール地方に行った事がないので行ってみようと思ったのがもともとの理由なんですが、コーンウォール地方の事を調べたら、イギリスでもイルカウォッチングが出来る場所である事が解りました。ところが、イルカウォッチングのシーズンは基本、春〜秋で、唯一ニューキーにあるボート会社から、お天気と海のコンディションが良ければ一年中船を出しますとのお返事をいただき、ニューキーに向かって出発しました。イルカだけでなく、オットセイやマンボウ、夏はウバザメなどとも遭遇出来るようです。
入っている入っている!(笑) |
イギリス人の間では、ニューキーはサーフィンのメッカとして知られています。え?イギリスの海でサーフィン!?行ってよく解りました。遠浅の入り江がいくつもあり、しゃわしゃわのいい波が来るのです。私も波に乗りたい!と思ったのは一瞬の事。地元のサーファーの人に「今の水温9〜10度」と聞いて、思いっきり引きました。更に「私達は4/5ミリのウェットでサーフしています。」と聞き、それは自殺行為!?と思ってしまったのです(笑)。今はシーズンオフなので、この時期マジにサーフィンをしている人は地元の人か、サーフィン狂の人だけのよう。強風波浪注意報もなんのその。サーフしていました•••。やっぱりこちらの人は熱量が違うようで•••。と、イギリス人の友人に漏らしたら、「ニューキーにはアルコール度の強いビールがあるのでそれを飲んで海に入っているからだ」と冗談まじりのお返事が。冬でもTシャツ一枚で歩いている人達がいる国なので、なんとなく解る気がします•••。
波の花がいっぱい!日本海を思い出しました。 |
私が滞在した三日間は、残念ながらお天気も海のコンディションも良くなく、船は出ませんでした(涙)。でも、大西洋の荒波を見ながら、浜辺に打ち上げられた石やシーグラスを拾って海岸の散歩を楽しめたし、ニューキーの町自体は特に印象に残りませんでしたが(失礼!)、コーンウォールの人は優しく親切だったし、泊まったホテルがbooking.comでセールだった上に、チェックインしたら、お部屋をアップグレードしてくれて、ラッキーでした。コーンウォール通のイギリス人の友人達にえー、ニューキーに行くの!?あそこは若者の町よ、と心配されたけど、シーズンオフだったので五月蝿い若者達もいなく、短い滞在での息抜きは十分出来ました。
晴れていても、荒れていても海を見ていると楽しい。やっぱり海の側に住みたいな。海を見ていたら、色んな情報が頭の中に入って来て、ニューキーに来たのはそういう訳でもあったのだなぁと納得。イルカは見れなかったけど、大宇宙からのインスピレーションを受けたら、行動してみるに限ります。春になったら、コーンウォール地方ペンザンスに行ってみようかな〜。
晴れていても、荒れていても海を見ていると楽しい。やっぱり海の側に住みたいな。海を見ていたら、色んな情報が頭の中に入って来て、ニューキーに来たのはそういう訳でもあったのだなぁと納得。イルカは見れなかったけど、大宇宙からのインスピレーションを受けたら、行動してみるに限ります。春になったら、コーンウォール地方ペンザンスに行ってみようかな〜。
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