日本から遊びに来た友人とストーンヘンジへ行って来ました。私達が参加したのは、ロンドンからのガイド付き日帰りツアーで、バース(英語のお風呂の語源にもなったローマ風呂があるところ)→レイコック村(13世紀にサクソン人によって作られた村。ハリポタの映画もここで撮影されたものがあります)→田舎のホテルでの晩ご飯→ストーンヘンジ見学という行程のものでした。
ストーンヘンジは普通に入ると、サークルの外側からでしか見れません。今回は折角だから、一般の観光客の帰った後の日の入りの時間に、特別に許可を取り、石のサークルの中にまで入れてくれる「プライベート•ビューイング(Private Viewing)」のツアーを選びました。プライベート•ビューイングは、日の出の時間と日の入りの時間、一日二回、許可がおります。よく、写真で見かけるケルトのドルイド教の白い服を着た人達が、夏至と冬至の日に集まってお祈りしているのはそういうことです。誰でも簡単に入れる訳ではありません。人数制限があって、私達が入った時は44人のグループを二組に分け、1組22人が30分サークルの中に入りました。
石がもろくなっているからというのが理由のようですが、私達が入った時も監視員が目を光らせていて、「石に触ったら見学を中止します」という強いお言葉。子供などが少しでも石に触ろうものなら、「石に触っちゃいかん!」と大声で叫んでいました。
ストーンヘンジは3000年ほど前に作られたと言われて、石が円形状に二重に並んでいるのが特徴です。入り口の部分が夏至の日の出と冬至の日の入りの方角に合致しているので、ある程度天文学の知識のあった人達が建造したと思われます。また、人骨がサークルの中と近隣の丘から発掘された事もあり、単に儀式の場として使われたのではなく、ヒーリングを行う場所だったのではないかとも言われています。スピ系の人達の間では、生け贄の儀式が行われていた場所だったと噂されています。(アズテカ文明など生け贄がすごかったので不思議ではないですよね。)
エジプトのギザにある大ピラミッドやマヤのピラミッド、ニューメキシコ州にあるチャコ•キャニオンなどに比べ、建設技術が稚拙なので、恐らく、高度な知識が失われてしまい、昔あった技術を「真似して」作ろうとしたものなのではないかと思います。エジプトのピラミッドも、昔に作られたものの方が建築技術がすごいですよね。エジプト文明の後期に作られたものは、クフ王のピラミッドと同じようなエナジーは感じられません。ストーンヘンジの石も、かなり風化していて、それほど強いエナジーを感じませんでした。あーこんなもんかって感じ。場所のエナジーは、いろんなものが混じってしまっている感じでした。一度、プライベート•ビューイングをしておいてよかったけど、個人的には、地球のハート•チャクラと言われているグラストンベリーのトール丘のエナジーの方が好きです。
それにしても、風が強くて寒かった!ストーンヘンジがあるのはソールズベリー平原のど真ん中。吹きさらし状態なので、ウィンドブレーカーなど持っていくと良いかもしれません。ちなみに、プライベート•ビューイングは人気があるようで(スピ系の人達が儀式で使う場合もあります)、9月まで朝晩すべて予約が入っているとか。興味がある方はロンドン発のツアーで空きがあるツアーを探してみると良いかもしれません。
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